資源循環の取組み

方針・考え方

当社グループは資源循環の推進により、廃棄物の発生抑制と資源の有効活用を進めています。
3R(リデュース・リユース・リサイクル)を基本に、最終処分量の削減と再資源化率の向上に取り組んでいます。今後は、サーキュラーエコノミーの考え方をさらに取り入れ、外部のリサイクル業者や再資源化ルートの調査・拡充を進めることで、社会全体で資源を循環させるリサイクル体制の強化に努めていきます。

操業で発生する廃棄物量

産業廃棄物発生量の削減、減量化およびリサイクル処理化に積極的に取り組んでいます。通常操業で発生する廃棄物については、「埋立処分率0.5%以下」および「リサイクル率の対前年度比1%以上の向上」を目標に活動を展開しています。
2025年の実績として、廃棄物の埋立処分率は0.1%となり、目標を達成しました。一方、リサイクル率は前年同期比で2%低下し、目標に届きませんでした。

産業廃棄物処理フロー

最終埋立処分量の推移

環境パフォーマンスデータ

 

循環型社会への取組み

IISCC PLUS認証の取得

ISCC PLUSは、リサイクル由来原料やバイオマス由来原料などのサステナブルな原料が、製品製造を含むサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保する国際認証制度で
す。大分工場で製造するアクリル酸について、サステナブル原料由来のプロピレンを原料として使用することにより、ISCC PLUS認証を取得し、マスバランス方式※によって割り当てた認証製品の販売や他拠点への移転が可能となりました。
他拠点で製造する各種誘導品についても順次本認証の取得を進め、持続可能な社会の実現に資する低環境負荷製品の提供を通し、資源循環社会に貢献できる体制構築を進めていきます。

※ マスバランス方式とは、複数の原料(例:石油由来とバイオマス由来)を混合して製品を製造する際に、原料として使用したバイオマス由来の割合を任意の製品に自由に割り当てるもので、ISCC PLUSで認められた管理手法です。

製品パッケージを環境を配慮した紙包材へ 「アロンアルフア」 プロ用シリーズ

「アロンアルフア」 プロ用シリーズは、環境負荷軽減を目指し、2023年度より環境に配慮した包装仕様へ切り替えました。パッケージに紙包材を採用し、従来品と比較してプラスチック使用量を約30%※削減しています。また、印刷には植物由来原料を使用したバイオマスインキを採用しています。今後も、製品・包材の設計改善を通じて、資源使用量の削減と環境負荷低減に取り組みます。

※ 削減量は「容器を入れるパッケージのみ」での比較であり、使用するプラスチックのサイズから算出した理論値です。

使用済み紙おむつのリサイクル

少子高齢化が進行する日本においては、子ども用紙おむつの廃棄量の減少分を上回るペースで大人用紙おむつの廃棄量が増加しており、一般廃棄物に占める使用済み紙おむつの割合は、2020年の約5%から2030年には約7%に達すると見込まれています。
このような社会的背景を受け、アロン化成は従来困難とされていた使用済み紙おむつのリサイクルに挑戦し、成功しました。このリサイクル樹脂は、使用済み紙おむつ専用の回収ボックスとして製品化を実現しています。今後はリサイクル樹脂の活用を広げ、様々な用途への展開を進めていきます。

サステナビリティ