「2050年カーボンニュートラル(実質ゼロ)」目標設定について

2021年12月23日

 東亞合成株式会社(代表取締役社長:髙村 美己志)は、「2050年カーボンニュートラル(実質ゼロ)」を目標に掲げるとともに、TCFD提言に沿った情報をホームページにおいて開示いたしましたのでお知らせいたします。(https://www.toagosei.co.jp/csr/reduction.html

 当社は、これまで温室効果ガス(Greenhouse gas、以下GHG)排出量削減の目標を「2030年に2013年比26%削減」とし、GHG排出量削減に注力してきました。その結果、2020年のGHG排出量は、基準年である2013年(411千トン)比で19%削減し、334千トンとなりました。一方、世界的に気候変動リスクが高まる中、排出量削減の加速が求められています。

 このような中、GHG排出量削減目標を見直し「2030年に2013年比50%削減(205千トン)」、「2050年にカーボンニュートラル(実質ゼロ)」とし、GHG排出削減ロードマップを作成いたしました。

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 同時に、サプライチェーンを含めた3つの区分(Scope1-3)でのGHG排出量を算定し、TCFDガイダンスに沿ったシナリオ分析により、気候変動が当社の事業に及ぼすリスクと機会を把握し、今後の対応について明確にいたしました。

 これらを踏まえ、新たな目標の達成に向け、以下を今後の対応の柱として、様々な面から施策を検討、推進していきます。

  • 低エネルギー代替製造プロセスの開発、生産設備の自動化、省人化

  • GHG燃料への転換、再生可能エネルギーの導入

  • 自製水素の有効活用推進、水素関連事業拡大

  • 気候変動対策に資する製品(蓄電池関連、新素材等)の開発

 当社は、気候変動抑制への取組みを最重点課題として、これからもGHGの排出量削減を意欲的に推進してまいります。


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本件に関するお問合せ先>東亞合成株式会社 コーポレートコミュニケーション部 電話:03-3597-7215

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