環境保全

地球温暖化防止への取組み

項目 P D C A
2024年の目標 2024年の主な実績 達成状況 2025年の目標
地球温暖化防止

 CO2排出量削減中長期目標
(Scope1+2)

  • 2030年 50%削減(対2013年比)
  • 2050年 カーボンニュートラル
 CO2排出量:319千トン
(2013年から26% 削減)
★★ 

CO2排出量削減中長期目標
(Scope1+2)

  • 2030年 50%削減(対2013年比)
  • 2050年 カーボンニュートラル
  • エネルギー消費原単位
    1%以上改善(対前年度比)
フロン管理システム導入による
管理強化
  • 2023年度の漏えい量は、CO2換算1,394トンで2024年官庁報告
  • フロン管理システム活用拡大
★ フロン管理システム活用による管理強化

エネルギー使用量低減によるCO2排出量の削減

生産活動でのCO2排出量(Scope1+2)の削減について、中長期目標を上記PDCA 表の2段階で設定し、各事業所でこれらの目標を達成すべく、省エネロードマップを策定し、設備、技術導入を着実に進めています。
CO2排出源を抜けなく把握し、GHG 排出量を正確に算定していきます。また、再生可能エネルギーの自社導入、地域社会との連携により、エネルギーの最適活用も推進しています。

フロン漏えい防止

フロン排出抑制法に基づき法対象機器、設備の適切な維持管理、フロン漏えいの対策に取り組んでいます。当社グループでは冷媒管理システム(RaMS)の導入を進めており、法対象機器の簡易点検、定期点検等の適正管理に努めています。当社単体の2025年度フロン類算定漏えい量は368トン-CO2でした。また、当社グループのフロン類算定漏えい量は427トン-CO2でした。
今後も継続してフロン漏えいの対策に取り組んでいきます。

2013年からの国内製造拠点のエネルギー使用量とCO2排出量の推移

※集計範囲:国内製造拠点

循環型社会への取組み

項目 P D C A
2024年の目標 2024年の主な実績 達成状況 2025年の目標
循環型社会への取組み
 
 
  • 最終埋立処分率:0.5% 以下
  • 最終埋立処分率:0.9%
    (建屋解体工事による廃棄物を含む。これを除く定常操業では0.1%)
★ 
  • 最終埋立処分率:0.5% 以下
  • 分別・適正廃棄の継続
  • 分別・適正廃棄の継続
 ★★★
  • 分別・適正廃棄の継続
  • リサイクルや減量化の推進
  • 有価引取り業者への切り替え
 ★★★
  • リサイクル率:
    対前年度比1%以上向上

最終埋立処分量の削減と廃棄物リサイクルの取組み

廃棄物削減として、最終埋立処分率0.5%以下を目標として取り組んできましたが、2024年は建屋撤去に伴う工事残土が発生したため、最終埋立処分率は0.9%で目標未達でした。通常の生産活動による最終埋立処分率は、0.1%でした。
廃棄物処理の過程を把握し直し、今後の目標設定の方法から見直しながら、取り組んでいきます。

産業廃棄物処理フロー

最終埋立処分量の推移

最終埋立処分量の推移(トン)

環境負荷低減への取組み

項目 P D C A
2024年の目標 2024年の主な実績 達成状況 2025年の目標
環境負荷低減への取組み
 
  • PRTR対象物質排出量:41トン以下
  • PRTR 排出量:88トン
★
  • PRTR対象物質ごとに削減計画策定
  • 重大環境事故ゼロ
  • 重大環境事故:3件
★
  • 重大環境事故ゼロ
  • マイクロプラスチックによる河川や海洋汚染の防止

水質の保全

当社グループでは、水を限りある資源と捉え効率的な利用の促進に努めています。2024年は国内グループでの水利用量は54百万m3、総排出水量は41百万m3と生産量増加に伴い前年より増加しました。有害物・危険物の構内での漏えい事故が3件あり、排水設備の増強と監視体制の強化を進めています。閉鎖系海域(東京湾、伊勢湾、瀬戸内海)に隣接する工場では、全窒素、全リンの自動測定装置を設置し、総量規制の管理に対応しています。また、海外製造拠点でも水資源の利用は各国の排出規制を順守して管理しています。

大気の保全

当社グループでは、排ガス中の硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、ばいじんについて、国の排出基準および地域との協定による規制値を順守するため、自主管理値を設定し排ガスの管理を徹底しています。また、海外の製造拠点においても、各国の規制に従い排ガスを管理しています。

化学物質排出量削減

「化学物質排出管理促進法」(通称PRTR法)に基づき、各事業所で適正な届出と管理を行なっています。2023年には追加指定された対象物質についても、速やかに把握・対応を進めました。その結果、塩素酸ナトリウム塩の水域への排出が確認され、適切に届出を行いました。今後も、従来からの排出物質に加え、新たに追加指定された物資についても、排出量の把握と削減に努めていきます。

主なPRTR 調査対象物質の排出量(トン)

主な排出物質 2023年 2024年 2025年
塩素酸ナトリウム塩 45 46 68
クロロメタン(塩化メチル) 32 31 20
アクリル酸メチル 5.0 4.7 5.1
クロロエチレン(塩化ビニル) 3.0 3.1 5.0
トルエン 1.2

1.2

1.7

環境会計

当社グループでは、環境活動にかかわるコストとその効果を把握し、より効率的な環境保全活動を行うための判断材料とするために、2000年より環境会計を導入しています。具体的には、横浜市と共同で行っているごみ焼却場の蒸気利用によるCO2削減や、排水処理設備の強化による環境負荷低減対策などの費用を集計しています。

集計対象

下図(「事業活動と環境負荷」の項目)に掲載している会社・事業所

集計対象期間

2025年1月1日から12月31日の期間

集計方法

  1. 環境省環境会計ガイドライン(2005年版)を参考に作成した当社の「算出ルール」で集計しました。
  2. 環境保全目的以外のコストを含む複合コストについても、環境への影響度に応じて按分し、環境コストとして集計しています。
  3. 投資額は設備の投資実績、費用額は設備の維持管理費、人件費などの実績を集計しました。
  4. 効果を明確に算出できるものについては、貨幣単位、物量単位で算出しました。ただし、リスク回避やみなし効果など定量化が困難な効果は含めていません。

コスト分類別環境投資額・費用額

環境保全コスト分類(主な取組み内容) 投資額(百万円) 費用額(百万円)
1. 事業エリア内コスト 3,103  9,114
内訳 1 公害防止コスト(大気汚染防止、水質汚濁防止のためのコスト) 2,320 7,306
2 地球環境保全コスト(地球温暖化防止、省エネルギー、オゾン層破壊防止のためのコスト) 551 1,324
3 資源循環コスト(資源の効率的利用、産業廃棄物の処理・処分のためのコスト) 233  484
2. 上・下流コスト(生産・サービス活動に伴い上流/下流で生じるコスト:グリーン調達など) 189 35
3. 管理活動コスト(環境マネジメントシステムの整備・運用、環境負荷の監視・測定、環境教育のためのコスト) 146  463
4. 研究開発コスト(環境保全に資する製品などの研究開発、製造段階の環境負荷抑制のためのコスト) 91 1,281
5. 社会活動コスト(自然保護・緑化など環境改善対策、環境保全団体の寄付・支援、地域住民に関係する取組みの
ためのコスト)
1 40
6. 環境損傷対応コスト(自然修復、環境保全に関する損害賠償などのためのコスト) 26 12
7. その他環境保全に関連するコスト 142  150
合計 3,699 11,095

事業活動と環境負荷

集計対象範囲 集計期間
東亞合成
グループ
東亞合成 工場 名古屋工場、横浜工場、高岡工場、徳島工場、坂出工場、大分工場、川崎工場、広野工場 2025年
1月1日から
12月31日までの
1年間
研究所

名古屋クリエイシオR&Dセンター、先端科学研究所(茨城県)、

川崎フロンティエンスR&Dセンター

グループ会社 アロン化成 関東工場(茨城県)、名古屋工場、ものづくりセンター(愛知県)、滋賀工場、尾道工場

INPUT

エネルギー使用量

  2023年 2024年 2025年
エネルギー使用量
(原油換算 千kℓ)
179 177 161

水利用量

  2023年 2024年 2025年
水資源(百万m3) 51 54 52

OUTPUT

事業活動

  2023年 2024年
生産量(千トン) 1,090 1,102

産業廃棄物

  2023年 2024年 2025年
産業廃棄物発生量
(トン)
59,000 62,026 68,616
社内減量化量
(トン)
43,329 44,142 50,557
社外排出量
(トン)
9,178 11,315 11,699
最終埋立処分量
(トン)
349 579 73
最終埋立処分率
(%)
0.59 0.9 0.1

水域への環境負荷

  2023年 2024年 2025年
総排出水量
(百万m3)
39 41 39
COD(トン) 68 68 63
全窒素(トン) 22 24 26
全リン(トン) 1.9 2.0 2.4
PRTR調査対象物質
(トン)
47 47 69

大気への環境負荷

  2023年 2024年 2025年
CO2
(CO2換算、千トン)
330 340 340
SOx(トン) 46 42 36
NOx(トン) 61 73 62
ばいじん(トン) 4 7 7
PRTR調査対象物質
(トン)
44 41 33

廃棄物処理施設維持管理に関する公表事項

名古屋工場
大分工場

サステナビリティ