No.02 研究開発

目標は「接着剤のプロフェッショナル」となること

R&D総合センター製品研究所 2008年入社

自然科学研究科 物質工学専攻

!自分の力を発揮できる会社を希望

私は、高校・大学を通じて化学に興味を持つようになり、大学院では精密有機合成について研究しました。そして、これまで学んできたことが活かせる会社に就職したいと考えていました。

その後、就職活動を行なっている中で、東亞合成の接着剤事業の情報を知りました。「アロンアルフアの会社だ」という驚きと同時に、「アロンアルフア以外にも様々な製品を扱っていることを知り、自分の経験を活かした研究ができるのではないか」と考えて、応募しました。

!幅広く使われる工業用接着剤の開発を担当

現在、名古屋の研究所で特にエポキシ樹脂やウレタン樹脂を用いた、工業用接着剤の開発を担当しています。パソコンやスマートフォン、カーナビゲーションなどに使う電子材料用途向けの接着剤と住宅部材用途向けの接着剤、この2つの開発を主に行っています。

電子材料用途向けの接着剤に求められるのは、「軽量化・小型化」です。軽量化・小型化の背景には、いろいろな材料作りに関わっている人たちによる努力があり、われわれの接着剤もその1つです。

また、建築部材用の接着剤に関しては、お客さんのニーズに応えるべく、現在、新しい材料や技術により独自性のある接着剤の製品化を検討しています。まだまだ課題は山積していますが、一つひとつ解決し製品化に繋げたいと考えています。

!多様なご要望にチームワークで対応

開発は、お客さまが求めるものを正確に理解することから始まります。そのため、お客さま先へ足を運び、事情などを直接お聞きすることも多いです。

開発というと研究所でずっと実験をしているイメージがあるかもしれませんが、外へ出てお客さまと直接コミュニケーションをとることも多く、反応をじかに感じ取れることにとてもやりがいを感じています。

お客さまからは、私一人だけの力では達成が難しい要求も多く求められます。そういったときは、自分の中だけで考えるのではなく、部署の上司や先輩社員、時には他部署の方たちのアドバイスを参考にしながら開発を行っています。研究所の方針としても、部署間の相互協力を重視しており、そういった意味でも働きやすい環境であると感じています。」

!通電による劣化・着色という接着剤の問題を解決

配属された部門が行っている開発分野、大学院時代の専門とは若干異なり、はじめは自信がありませんでした。しかし、セミナーに積極的に参加して知識を増やしたり、業務経験を積むことで、実験テーマを発案したり自分で実験をコントロールできるようになりました。自発性、主体性を培うことができたと思います。

最近、ある電子部材に電流流すとどんどん接着剤が劣化し、電極が着色してしまうという問題に直面したことがありました。難題でしたが、着色してしまう原因を調べ、どうしたら着色をなくせるか試行錯誤しました。結果、苦労しながらも1~2カ月で早期解決することができたときは嬉しかったです。今までの6年間の積み重ねがあったから、この短期間で解決することができたと思います。

!娘に研究者としての姿を見せたい

今後は、「接着剤のプロフェッショナル」になりたいです。接着剤にも本当にいろいろな種類や特性がありますが、「接着剤といえば髙嶋」といわれるくらいに知識を広げたいです。どんな接着剤が適しているか分からないお客さまにも、こちらからベストな製品を提案できるようになりたいと考えています。

東亞合成では、定期的に社員の家族が研究所などを見学できる制度があります。私の娘はまだ生まれたばかりですが、数年後には「パパはこんな仕事をしているんだよ」と働く姿を見せたいですね。

1日のスケジュール

07:30
出社

メールや予定をチェック

08:00
実験

ミーティング後、実験開始(接着剤の強度測定等)

12:00
昼食

主に社員食堂を利用

13:00
会議

月報会(開発進捗報告)

15:30
社内業務

実験データの取り纏めと考察

16:15
帰宅