中期経営計画

中期経営計画(2017~2019年)について
-東亞合成グループ中期経営計画「成長への軌道2019」-

東亞合成グループは、「化学事業を通じてより多くの人々とより多くの幸福を分かち合う」との企業理念のもと、新製品・新事業の創出による持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しております。
その具体策として、これまでも注力してまいりました“新製品開発”と“経営基盤の質的転換”をより一層鮮明に推し進めるため、東亞合成グループ中期経営計画「成長への軌道2019」を策定しました。
本中計を2025年の当社グループビジョンを実現するための第一歩と位置付け、グループ一丸となって取り組んでまいります。

1.2025年のグループビジョン

  • 技術と高付加価値製品で存在感のある化学企業グループ
  • 国内外で生産販売活動を展開している海外売上高比率25%以上の化学企業グループ
  • 事業拡大を担う優秀で意欲的な社員を豊富に擁する化学企業グループ
  • 安定した収益基盤を有する売上高2000億円以上の化学企業グループ

2.戦略に対応した組織への改編

ビジネスユニットを、成長戦略の中核を担う事業と当社の根幹を支える基幹事業に分類し、これに対応した組織に改編。関係会社においても、事業方針に準じた戦略を展開。

①事業の分類

成長戦略の中核を担う事業
アクリルポリマー、オリゴマー、機能性接着剤、高純度無機化学品、無機機能材料、建材・土木、ライフサポート、エラストマー等
基幹事業
電解製品、アクリルモノマー、工業用ガス、管工機材等

②事業部の再編(東亞合成)

「ポリマー・オリゴマー」、「接着材料」、「高機能無機材料」の3事業部
海外拡充を含む成長戦略の中核を担う。
「基幹化学品」事業部
基幹事業のコスト競争力強化と維持拡大を担う。

3.アクションプランの概要

(1)成長戦略展開

成長戦略の中核として、新製品開発、新事業開発、海外展開、M&Aを具体化。新製品開発と新事業開発は、情報通信・モビリティ・エネルギーの各成長分野を重点に、市場ニーズを的確に把握し開発を推進。

アクリルポリマー
東亞合成(タイ)での第1期としてアクリルポリマー事業立ち上げ(2018年生産開始)、現地マーケティング体制を強化するとともに、第2期事業計画を具体化。
オリゴマー(アロニックスM・UV)
国内外の3拠点(日本・中国・台湾)を一体で運営し、新製品の相互展開とM&Aを視野に拡大を図る。
機能性接着剤
電子部品・自動車・電池の分野を重点に、新製品開発を推進。
一般用瞬間接着剤
日米両国において、広告宣伝、新製品上市、販売活動強化によるブランド戦略を強化し、マーケットシェアを拡大。
高純度無機化学品、無機機能材料
新製品開発を進めるとともに、東南アジア・中国・台湾・韓国・米国への拡販体制を強化。
建材・土木
東亞合成とアロン化成が連携し、販売力を強化。
ライフサポート
介護用新製品を継続的に市場投入し、中国市場にも展開。
エラストマー
新機能を付与した製品を上市し品揃えを拡大。東南アジアでの生産・販売体制も具体化。

(2)基幹事業強化

経営基盤を支える事業として、生産性の改善とコスト競争力を強化。

電解製品
生産設備を更新し、生産体制を強化。
アクリルモノマー
国内の稼働率向上とシンガポール事業の構造改革を実施。
管工機材
3工場の生産体制を最適化するとともに、災害対応・公共インフラを重点分野として、新製品を投入。

4.中期経営計画“成長への軌道2019”数値目標

中期経営計画「成長への軌道2019」数値目標

連結売上高

2016年1,370億円見込、2019年1,550億円目標

営業利益

2016年150億円見込、2019年180億円目標

売上高営業利益率

2016年10.9%見込、2019年11.6%目標

当期純利益

2016年100億円見込、2019年125億円目標

2016年見込は、2016年7月29日対外発表数値

  • (注)2019年目標の前提条件:ナフサ価格 32,000円/KL、為替 105円/USD

(1)投資計画

手元資金を有効に活用し、成長を促進するため、3ケ年累計で600億円の投資を計画。

(内訳)成長戦略展開170億円 基幹事業強化150億円 M&A180億円 インフラ整備・保全等100億円

(2)高付加価値製品の拡大

2019年までに、高付加価値製品による営業利益額を125億円以上にまで高め、経営基盤の質的転換を更に推進。

高付加価値製品の営業利益拡大

2014年実績 汎用製品36億円 高付加価値製品84億円 合計120億円、2015年実績 汎用製品31億円 高付加価値製品92億円 合計123億円、2016年見込 汎用製品52億円 高付加価値製品98億円 合計150億円、2019年計画 汎用製品55億円 高付加価値製品125億円 合計180億円

5.中期経営計画「成長への軌道2019」その他重要課題

2019年に当社グループは創立75周年を迎えるが、さらに将来を見据えて、経営基盤のさらなる強化と成長戦略促進のため、下記重要課題にも取り組む。

(1)コーポレートガバナンスの徹底

監査等委員会設置会社として、公正な事業慣行を順守し、コーポレートガバナンスを徹底。

(2)経営判断の迅速化

取締役会から、経営会議・業務執行取締役への権限移譲を促進し、経営判断の迅速化を図る。

(3)多様な人財が社内外で活躍できる環境の構築

多様な働き方、特に女性とシニアが活躍できる環境を構築するため、職場環境、柔軟な勤務形態、個別研修制度等を整備。

(4)人財育成

マネジメント力と実務能力の向上、およびグローバル人財確保のため、人財育成制度を充実。