「アロンアルフア®」の由来


会社概要(沿革)
 ◆アロン®のいわれ 

 「アロン®」とは、東亞合成の合成樹脂製品の統一商標です。当社では、いつの頃からか創業当時の社名である矢作工業にちなんで、主要製品の商標に矢作の「矢」を形どったトレードマークを使用していました。昭和28年(1953年)に「矢」の英訳である「アロー」と、戦後プラスチックの主流であったナイロンやテフロンの「ロン」という響きを合成して「アロン®」という商標が生まれました。現在ではアロン化成など連結子会社の社名にも使われています。


 ◆「アロン®」+「アルフア」=「アロンアルフア®」の誕生

 昭和38年(1963年)に誕生した「アロンアルフア®」は、この「アロン®」と、瞬間接着剤の化学名である「アルファシアノアクリレート」の「アルファ」を組み合わせて命名されました。また、「アルファ」にはギリシャ語で「最初」「出発点」という意味があり、全く新しい市場の開拓を目指した、当時のパイオニア精神の表れでもありました。


 ◆一般家庭用の開発

 発売当初は工業用として販売されていた「アロンアルフア®」ですが、ある釣り同好会から釣りの仕掛け、糸、エサなどの固定に使うと大変便利だとの情報が寄せられました。この機会に、徹底したスクリーニングを行い、また安全性の改善や製品の高純度化による保存性の向上などにより、昭和41年(1966年)に釣り用が、さらに5年後の46年(1971年)には一般家庭用が発売され、おなじみの黄色い容器がお目見えすることになりました。


 ◆海外への進出 

海外への進出は意外に早く、昭和43年(1968年)にはアメリカへの輸出が開始されました。当初は「アロンアルフア®」のブランド名のまま輸出されていましたが、昭和48年(1973年)になると、一般消費者に受け入れられやすいネーミングを検討し、アメリカでは「驚き」といった意味合いのある「Crazy(クレイジー)」の頭文字である「C」を「K」に変え、「Krazy Glue」(クレイジーグルー)というブランド名に変更されました。そのネーミングのユニークさと、テレビCMの成功などにより、日本同様アメリカでもヒット商品として成長し、今ではヨーロッパ、アジアを含め、世界中で愛される超ロングセラーとなっています。



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