研究開発戦略

「成長のための開発促進、新製品・新事業の創出を目指す」

当社グループでは、高付加価値製品成長のための開発促進や新製品・新事業の創出を中期経営計画目標に掲げていますが、今後の取り組みとして、既存分野における製品開発を加速することに加え今後の成長が見込まれる分野での新製品開発に注力するために、従来の事業部単位の研究体制を見直し、R&D総合センターにおいて基礎研究から応用研究、製品開発、生産技術開発までを一貫してマネジメントする体制としました。これにより部門を横断して研究員を重点分野に機動的に配置できる体制を確保するとともに、人財育成も充実させ研究員一人ひとりの創造力とスキルの向上を図っていきます。

現在、当社が保有しているコア技術とそれらを構成する要素技術の棚卸作業を進めていますが、各要素技術に精通した人財を各課題に対して効果的に適財配置することにより研究開発の加速を目指していきます。これまでの事業部門内優先ではなく全体最適を考えたテーマの優先順位づけや重みづけを明確にすると共に、複数の事業部門に跨った製品開発や要素技術の複合化を円滑に進めることによって効率的な研究開発を推進します。

研究開発は、10年先、20年先の自社のあるべき事業・技術ポートフォリオを見据えて当社ならではの強みを最大限に生かし、単に“材料(モノ)”を提供するだけでなく生産性・利便性の高い“機能(コト)”を世に先導的に提示していくが必要です。コアコンピタンス(顧客に対して他社にはまねのできない自社ならではの価値を提供する企業の中核的な力)を担う技術集団として、新しい分野を切り開き、新技術・機能を作り出すための探索研究や得意技術に立脚した製品開発を推し進め、新規事業分野への進出のための技術開発を行っていきます。