経営理念(経営の基本方針)

第1節 社会貢献

化学事業を通じて社会に貢献する

  1. 優れた化学製品を提供することにより、快適な生活環境を提供する
  2. 良き企業市民として地域社会に貢献する
  3. より多くの人々に働く場を提供する
説明
  • 「優れた化学製品」とは「創造的」「社会的に価値のある」「良質の」「適正価格の」という要件を満たす化学製品を言います。
  • 地域社会に根差した企業文化活動、福祉活動に努めます。
  • 当社のみに留まらず、当社との取引を通じてより多くの人々に働く機会と自己実現の場を拡げます。

第2節 事業領域

特色ある技術を基盤として化学の領域で事業を創造する

  1. 基幹製品(アクリル、電解等)を体質強化・拡充し、特化した機能製品を創出する
  2. 化学を本業として、その新規周辺分野へ展開を図る
  3. 新分野(生化学分野等)を新しい柱に構築する
事業領域選定の背景

当社は将来とも「化学品メーカーとしての社会的存在価値」を中心に未来への展望を開きます。

  1. メーカーとしての基本原理
    高付加価値の製品を量産によって適正価格で社会に提供するという経済学的倫理を追求します。
  2. 企業の永続性
    化学産業は同業者及び他業界からの参入があってその競争が厳しく且つ棲み分けが困難な業界であります。従って、特色ある化学企業でなければ永続出来ずに自然淘汰されます。当社としては今後とも「技術(高い技術力に支えられた製品)を売る」という姿勢を貫きます。
  3. 企業永続の具体的手段
    現在の基盤に立ち、他社が模倣出来ない技術の開発と製品の製造及びコストメリットを追求する体制を作ること、即ち「技術の第一人者への道を歩むこと」が企業永続の前提条件であります。その具体的手段として「当社の得意分野を育成すること」「限りある研究開発資源を効率的に投資すること」等の事業展開を行います。
  • 1「特化した機能製品を創出する」の意味
    スペシャリティケミカル製品について、技術的な高度化・専門化により品質・機能・価格面において他社の追随を許さず、且つ需要家にとって価値のある製品を供給するように展開することであります。

第3節 事業姿勢

(1)マネージメントの基本姿勢

  1. 新たな価値の創造へ挑戦する
  2. 時代の要求を先取りする
  3. 国際性を備えた企業として世界に展開する
  4. 信頼にもとづく取引をする
  5. 利潤の確保は世間の納得する適正な基準とする
  6. 技術に裏付けられた製品を供給する
説明
  • 事業展開の基本は「新規性」「独創性」のある価値を創造することであります。そのためには改革を重視し、常に新規な対象に挑戦する姿勢が不可欠であります。
  • 商取引の基本は公明正大且つ世間から信頼され容認されるものでなければなりません。
  • 企業の取得する利潤即ち「創造性の付加価値」の基準は、世間から正当と認められる適正な利潤でなければなりません。
  • メーカーとしてのマネージメントの基本には「技術を大切にする」という大命題が存在します。製品はあくまで確かな技術に支えられたものでなければなりません。

(2)投資家・顧客・従業員に対する基本姿勢

投資家・顧客・従業員にとって魅力ある成長する企業となる

  1. 「投資家に対する適正な利益配分と利回りの確保」
  2. 「顧客第一主義」
    • (A)顧客に満足される製品とサービスを提供する
    • (B)顧客と誠実な取引を行う
    • (C)顧客にとって存在感や頼りがいがある企業となる
  3. 「人を大切にする企業」
    • (A)個人を尊重し自己実現の場を提供する
    • (B)経営効率化の成果を従業員に還元する
    • (C)個人生活の充実を図る
    • (D)安全と健康を基本とする快適な職場をつくる
説明
  • 2.「顧客第一主義」
    顧客第一主義の背景として、当社が業界において得意分野を持ち、顧客に頼られ、顧客と共に発展するという基本姿勢がなければなりません。
  • 3.「人を大切にする企業」
    (A)仕事の遂行に関して個人の人格・能力を尊重し、自己実現の場を提供します。
    (C)会社に偏ることなく社会人としての自立に助力します。
    (D)安全と健康の確保並びに快適な職場の提供は最優先の課題であります。

(3)組織の運営に対する基本姿勢

活性化した創造性のある集団を創る

  1. 活性化した状態とは個人・組織ともに伸びやかで活力に満ちた状態を指します。
  2. 活性化した組織の指標は次の通りであります。
    • (A)挑戦的で変革に前向き
    • (B)ボトムアップとトップダウンが融合する
    • (C)総合力を発揮する総合力が発揮できる最効率的な状態は、単に算術的な力の総和でなく幾何級数的な力の積となった状態を指します。
    • (D)視野の広い、独善に陥らない気風(井の中の蛙に陥らない気風)
    • (E)和を尊重する
  3. 活性化した組織を創り上げる具体的要因は次の通りであります。
    • (A)上司の適切なリーダーシップと上下横の意思疎通が存在する明るい職場
    • (B)大企業病(組織の活性化阻害)に陥る兆しに対しては、意識改革・刷新が速やかに行える気風
    • (C)責任体制が明確で個人の能力を重視した処遇
    • (D)個人評価については、評価基準が明確で且つ公平性、納得性のある評価であること。失敗よりもチャレンジ意欲を重視する評価であること。

(4)環境問題に対する基本姿勢

環境の保全と積極的な環境改善により地球環境と調和した会社の発展を図る

環境問題の背景

化学企業に対して、製品の製造に使用する原料、製造段階、製品、製品の流通・使用段階、製品使用後の廃棄と再利用までの全段階にわたり、危険性の排除と安全性の確保が社会的に要求される時代であります。今後、企業が社会的に存立を許される前提条件として、「地球にやさしい企業」(地球環境との共生)という一般社会からの要請に応える必要があります。