先端化学品事業部

TOAGOSEI

光硬化型SQ シリーズ >>SQ シリーズの特徴

3.SQ シリーズの特徴

当社の代表的なSQ シリーズの特徴を表1に示しました。現在は、ラジカル硬化方式の「AC-SQ」および「MAC-SQ」とカチオン硬化方式の「OX-SQ」を製品としてラインアップしています。ユニークな製品として、SQ 骨格の一部にポリジメチルシロキサン(シリコーン)を導入したSIグレードも用意しています。得られた硬化膜は、膜表面にシリコーンの物性が付与されるため、油性インキを良好に弾くなどの特性を示します(写真3)。また、無機含有率を増やすことにより、耐擦傷性や耐磨耗性を大きく向上させたハードコートグレード(MAC-SQ HDM、OX-SQ HDX)を新たにご用意しました(写真4)。

表1.SQ シリーズの特徴
グレード 共通する特徴 個別の特徴
ラジカル硬化型 AC-SQ TA-100
  • 耐薬品性、耐熱性に優れた硬い被膜を形成
  • 高耐熱性
    T d5※1= 380℃(窒素中)
  • 各種アクリルモノマーとの相溶性良好
  • UV硬化可能であるため、耐熱性のない基材に対しても適用可能
  • 高硬度
  • 鉛筆硬度6H以上(鋼板※2
MAC-SQ TM-100
AC-SQ SI-20
  • 高硬度
  • 鉛筆硬度6H以上(鋼板※2
  • 耐汚染性に優れる
  • 撥水性に優れる
MAC-SQ SI-20
MAC-SQ HDM
(溶液品)
  • 耐摩耗性、耐擦傷性に優れる
  • 硬化性に優れる
    膜厚10μm以下の薄膜でも速やかに硬化
  • 固形分濃度(NV)50%のプロピレングリコールモノブチルエーテル溶液
カチオン硬化型 OX-SQ TX-100
  • 耐薬品性、耐熱性に優れた硬い被膜を形成
  • 空気中の酸素による重合阻害がない
  • 膜厚10μm以下の薄膜でも硬化性が良好
  • 低硬化収縮率(2〜5%)
  • 脂肪族エポキシ、脂環式エポキシとの相溶性良好
  • UV硬化可能であるため、耐熱性のない基材に対しても適用可能
  • 高耐熱性
    T d5※1= 400℃(窒素中)
  • 高硬度
    鉛筆硬度 5H(鋼板※2
OX-SQ SI-20
  • 耐汚染性に優れる
  • 撥水性に優れる
OX-SQ ME-20
  • 透明性に優れ、高い光沢を有する表面が得られる
OX-SQ HDX
(溶液品)
  • 耐摩耗性、耐擦傷性に優れる
  • 硬化性に優れる
  • 固形分濃度(NV)50%のプロピレングリコールモノブチルエーテル溶液
※1 T d5:硬化物の5%重量減少温度
※2 冷間圧延鋼板:SPCC-SD(JIS G 3141:2005)、リン酸亜鉛表面処理品


写真3 SI-20を用いた硬化膜の表面物性(耐汚染性テスト)

写真4 スチールウール擦傷試験後の被検試料

プライバシーポリシー個人情報保護規程公開情報について
COPYRIGHT 2008 TOAGOSEI CO., LTD.